どうしても部下のことが好きになれない、嫌い

職場の部下が嫌い!うまくいかないときに上司がするべきこと

 

部下のことが嫌いということは仕事をしていれば当然あることです。なので、嫌いという感情を持ってしまった自分に対して嫌悪感を抱くことはありません。素直に部下が嫌いでうまくいかないという事を認め、それでいて上司のあなたがするべきことをやっていきましょう。

 

嫌いな部下がいるのは当たり前

 

部下のことを考えれば憂鬱になるので、2度と思い出したくない。

 

上司となり、部下が5人、10人と増えてくれば、そのなかには必ず嫌いな部下が出てくるものです。

 

なので嫌いな部下がいるのは、当たり前の事です。

 

嫌いなだけで終わらすな

 

嫌いという気持ちは、人から生まれてくるナチュラルなものと考え、嫌いを自己成長の材料として見つめることが肝心です。

 

喜怒哀楽、人の感情はすべて人生に必要不可欠だからあります。

 

嫌いも当て嵌まります。

 

まず、嫌いという感情を拒絶するのをやめましょう。

 

嫌いという感情を受け入れることが大切です。

 

自分の感情を否定することは、あなたの存在を否定することに直結してしまいます。

 

覚えておいてほしいのは、あなたの人生をよい方向へ導くために、嫌いという感情とどう付き合い、嫌いから何を学習するか、です。

 

部下が嫌い?あなたは素晴らしい!

職場の部下が嫌い!うまくいかないときに上司がするべきこと

 

「部下を嫌っていると悩みに悩んでいるあなたは、お世辞ぬきですばらしい上司です」

 

「嫌いな部下がいるんです」という悩みは、できるならその部下を好きになり、上手にやっていきたいと願っているからこそ生まれます。

 

あの部下は「どうでもいいや」と、上司としての義務を放棄していません。

 

部下が嫌いだということは見放していない証拠

 

「愛」の反対語は、「憎しみ」ではなく「無関心」。部下に対して無関心になることが、上司にとって一番おそろしいことです。

 

もし、嫌いな部下がいて苦しんでいるのであれば、次の質問について考えてみてください。

 

  • 「その部下のどういったところが、嫌いなのでしょうか」
  •  

  • 「どうして、あの部下のことが嫌いになったのですか」
  •  

  • 「嫌いな理由は、何ですか」

 

嫌いな訳を文字で書いてみると、自分の感情を客観視できるようになります。

 

客観視とは、自分を少し遠くから自分の心を見ているようなイメージです。

 

人にもよりますが、「なんて馬鹿げたことで嫌いになっているんだろうと、自分が部下をどう見ていたのかを冷静になって判断できます。

 

部下が嫌いなのあなたの小さい頃の家庭環境の影響も

 

また、部下との関係が、小っちゃい頃の親や兄弟との関係を映しだしていることに気づくこともあり得ます。

 

具体的に言えば、ある上司(女性)が、アイドルのような顔をした皆からもてはやされミスしてもさして怒られない部下(女性)を嫌いだとします。

 

そのようなとき、ふと下の娘はいつもかわいがられ、自分は「長女なんだから」と我慢ばかりしていた小っちゃい頃の気持ちがよみがえってきます。

 

こうしたときにこそ、いままでとは違った角度から現実を解釈するようになり、部下を嫌っている根源の感情を意識が把握し、気持ちが救われるのです。

 

ここで注意点

 

頭のなかだけで嫌いな気持ちをぐるぐる回すと、それは小さくなるどころか、それ以上に大きく強くなっていきます。

 

刷り込み現象が起きて頭から離れなくなり、どこまでも部下を嫌いになってしまいます。

 

だから、自分の気持ちを吐き出し、客観視することが肝心だと言えます。

 

部下を嫌いだからといって自分を責めるのは良くありません

 

あなたが働く意味は部下の事を嫌いになるためではなく、仕事を通して社会に貢献し、働くことで自己を成長させ、社内の仲間とともにより豊かで充実した人生を歩むためです。

 

でも、「なぜ働くか」の考え方は、人それぞれです。「家族のため」でも、「自分の夢のため」でもOKなのです。

 

あなたならではの仕事の「目的」「目標」「夢」「志」を思い出してください。部下を嫌いになったことで、「ダメな人間だ」と自分を責めないでください。

 

嫌いなら好きになるまで待てばいい

 

いずれその部下を好きになる。いや、ハナから好きになることなどなくてもいいのではないです。普通でいいのです。

 

人は、いつでも生まれ変われる存在です。人と人との関係は、ほんの小さなことがきっかけでうまく運ぶものです。

 

何かの拍子で相手が本音をぶつけてきて、お互い言いたいことを言ったら「急に関係が回復した」という例は、いくらでもあります。

 

そのため、機が熟すのを待つことも必要です。

 

嫌いな部下とも心を切らず共にいれば、いつかあなたの思いは届くことになると思います。近い将来、必ずその日はやってきます。誰かを「嫌い」になってしまったことで自分を「傷つける」のは、もうやめましょう。

 

最後にもう一度言います。

 

人を嫌いになることは普通の事なのです。

 

苦手な部下はあなたを成長させてくれます

 

人の価値観はそれぞれ

 

人は、それぞれオンリーワンの「価値観」をもって生きています。その「価値観」は、小っちゃい頃からの「教育」や「体験」をもとに形成されてきました。

 

真面目さを価値として大切にし生きてきた人は、その反面である不真面目さという面を「生きられなかった」ということを意味します。

 

この生きられなかった自分が無意識に追いやられ、その部分が「影」となります。

 

やさしいだけの人では部下を扱うことはできません

 

例えば優しい性格なのであればそれが長所となり、人にも慕われ人生を切り開いてきました。

 

ですが、「長所」は、「短所」にもなります。「優しい」とは、人に「厳しく」できないということです。

 

他人に思い遣りの気持ちをもって接することを免罪符として、「自分を厳しく見つめる」ことから逃げようとしていたとも考えられます。

 

優しいだけでは、部下をマネジメント出来ません。

 

部下を嫌いなのはあなたに足りないものを持っているから

 

優しい上司は、自分自身のなかに巣くっていた、これまでそしてこれからも無視し続けたかった「厳しさ」という要素を部下ののなかに見出してしまい鬱々としていたのです。

 

部下と見比べてみて、自分のほうが劣っていると思うことだってあります。

 

嫉妬心を感じることも、どんな上司にだって起こりうることです。

 

そこで、ちょっとだけ考えてみてください

 

苦手な部下の性格が、実は、「自分が必要としているもの、現在の自分に欠かすことができないものでないか」と。

 

すると、苦手意識が消え失せ、あなた白身が精神的に成長し、一段と大きな上司へと変化をとげることができます。

 

苦手な人は、人生のエッセンス。

 

あなたの人生をきっと変えてくれます。

 

少しでも客観的に見ることができればいい上司なんかすぐなれます。

 

トップページで理想の上司になる方法をまとめています

 

 

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