カリスマ上司になんてならなくていい

かっこいい上司

 

カリスマ性が必須である、という「リーダー論」をお目にかかることがあります。

 

カリスマーリーダーという言葉が、ビジネス雑誌などに登場する時代ですので、カリスマと呼ばれることに憧れを抱く人もいます。

 

しかし、上司にカリスマ性なんていりません。

 

カリスマは、チームにとって有害なのです。

 

カリスマ的リーダーによる崩壊事例

 

カリスマと呼ばれるリーダーが消えた後、業績が猛烈に落ち込むケースがあります。

 

これは、仕事に関する意思決定をカリスマに委ね、多くの社員が「依存」状態にあったことを示しています。

 

人は依存に慣れると、思考停止をおこし、指示を待つようになります。

 

カリスマが気にいるような意見や言葉だけを、用意するようになってしまいます。

 

職場にカリスマリーダーがいると部下は育たない

 

つまり、カリスマの下では、自主的に考え動く「自立型社員」が育たないのです。

 

したがって、部下を依存させてはいけません。

 

部下の自立を支援するのです。

 

そうするために、こう考えてみてください。

 

「部下は、力をもっている。力がないからつけてやるではなく、部下のもてる力を解き放つ」と。

 

そう思い直接顔と顔を合わせていると、部下の行動が変わっていきます。

 

その思いは、あなたの信頼が部下に伝わるからです。

 

「信頼されている」と思うことは、人の心にとって何よりの恵みです。

 

カリスマ性は、結果であり、望むべきものではないのです。

 

リーダー、上司に一番求められる条件とは?

かっこいい上司

 

『リーダーシップ入門』 という本に(金井壽宏、日本経済新聞社)に興味深いデータがあります。

 

「感動を呼ぶリーダーの条件は何か」と質問してみたら、米国では「正直」が一位となっていました。

 

上司に必須の条件はこんなに地味なものなのです

 

リーダーシップや、それこそ 「カリスマ性」がトップランクにくると思いませんでしたか?

 

いかがでしょうか。

 

「部下は上司に正直さを求めている」と考慮したことがありますでしょうか。

 

職場にカリスマリーダーがいると崩壊する可能性あり

 

アメリカのある調査では、マスコミに登場し華々しく脚光を浴びるようなカリスマ性を備えた責任者に率いられた企業は、そのまま業績を維持できなかったという研究結果があります。

 

それとは逆に、成長を続けた企業のリーダーはとても謙虚な性格でした。

 

できる男にカリスマ性は必要ない理由

 

かつて、戦争で焼け荒野となった状態から、歴史に残る奇跡的な再建をとげた国がありました。

 

経済成長は三十年近く続きし、米国に次ぐ世界第二位の経済大国になったのです。

 

その国の人は自己主張が下手で、和を大事にし、とても謙虚な人たちでした。

 

「お天道様が見ている」という言葉をよく口にし、職人としてのプライドや正直であることを重要視し、仕事で手を抜くことを「恥」と思う、見かけとは対立し合う強い意志を持ち合わせていました。

 

その国とは、そうです、日本です。

 

カリスマであることよりも、謙虚に正直に人として正しく生きることが、最後の最後は人から頼りにされる上司になるのだということを、ここに再確認したいと思います。

 

「どう見られるか」ではなく、「どうあるか」です。

 

トップページで理想の上司になる方法をまとめています

 

 

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